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この記事では子育て主婦で未経験からパート保育士を始め、11年目となる私がパート保育士の働き方と仕事内容を解説します。
パート保育士のリアルな仕事内容や働き方を知ってもらい、これからパート保育士になる方へお役立ていただけるととうれしいです。
- パート保育士の仕事内容を知りたい方
- 仕事と家事・子育ての両立ができるか心配な方
パート保育士の働き方とは
パート保育士とは、正職員ではなく時給制で雇用される非正規職員の保育士です。
働く時間と日数は大きく分けて3パターンあります。
フルタイム(週5日1日6時間以上働く)
正社員と同じような勤務時間で働くパートです。
毎日出勤するので、クラス担任になる場合が多いです。
フルタイムで働くメリットは処遇改善がしっかりもらえること。
その分収入が増えます。

私もフルタイムで仕事をしています。
週に数日、数時間働く
例えば週3で1日4時間などライフスタイルにあわせて仕事をします。
掃除や雑務などの環境整備をしたりお休みの保育士がいるクラスに入って子どものお世話をします。
子どもが小さい主婦の方や年配の保育士さんが多いです。
早番・遅番のみ
私が住んでいる地域に勤務時間は
- 早番 朝7時から
- 遅番 夜8時まで
どちらかを固定ではいる働き方です。
早番か遅番含めた4時間程度の短時間だけ、または6時間以上のフルタイムで働く方もいます。
お子さんが高校生以上の主婦など、朝夕の家事の負担が少ない保育士が多いです。
保育園によっては早番遅番の時間帯だけ時給が高くつくこともあります。
パート保育士と処遇改善手当
パートでも決まった勤務時間以上働いている場合は地域の処遇改善手当がつきます。
例えば私が住んでいる市では月20日、1日6時間以上勤務するパート保育士は常勤の保育士としてみなされて毎月処遇改善手当約26000円を支給されます。(2024年11月現在)
処遇改善手当がつくことでてお給料に大きく差が出る事があるので勤務時間には要注意です。
勤務先の保育園の管轄の市や区によって処遇改善手当の金額は異なります。
ちなみに隣の市の保育士手当を調べてみると、
毎月43220円、賞与がある保育園に勤務している場合は賞与に年間83700円の上乗せがありました。(※2024年11月現在)
通勤可能であれば、周辺地域の手当を調べてみるのも良いですね。
パート保育士の仕事内容とは?
勤務先の保育施設の方針によって、パート保育士の仕事内容は全く違います。
- 正社員と同じ
- 正社員の補助
- 環境整備メインで保育に入らない
大きく分けるとこんな感じでしょうか。
正社員と同じ
パートでもクラス担任として正社員と同じ役割を求められます。
フルタイムで勤務する場合にありがちです。
保育日誌や月案、週案などの書類をまかされたりします。

持ち帰り仕事、サービス残業がある園も
保育の現場ではサービス残業や持ち帰り仕事がいまだにあたりまえのように存在します。
希望している働き方ができるのかは、求人をみるだけではわかりません。
面接で希望を伝える事で仕事内容が変わることもあるので。
書類や持ち帰り仕事はしたくない。
このように伝えておけば、園が配慮してくれることもありますよ。
正社員の補助
常に正職員がクラスにいて補助的な役割。
書類は連絡ノート程度。
活動内容や行事の準備は正職員の指示に従って働く。
一般的なパート保育士の働き方です。
子どもを世話する責任はありますが、基本補助なのでゆるいです。
環境整備メインで保育に入らない
主に掃除、環境整備、おむつ替え、給食の配膳などの雑用をします。
このような園で働くと保育に入ることが少ないので、保育の経験は積めません。
担任は持ちたくない、子どものお世話はしないくてもよいと考えている人にむいている職場だと思います。
担任を持ちたい、保育にはいりたい時には面接で仕事内容を確認しておく必要があります。
パート保育士に向いている人とは?休みのとりやすさや仕事の教わり方を解説
- 扶養内で働きたい
- 家事や育児と両立したい
- クラス担任や書類仕事など、責任の重い仕事はやりたくない
- 定年後の再就職を考えている方
保育業界で働きたいけどこんな希望がある人は、パート保育士が向いています。
私も子どもが体調不良の時や学校行事は家庭を優先させたい、書類や行事の担当などの担任業務や残業などの時間外勤務は荷が重いという理由ででパート保育士として働いています。
そんな私にとって、パート保育士としての働き方はプライベートを優先させつつ、保育士として楽しさややりがいも感じられて理想的な働き方といえるでしょう。
お休みをとりやすい園はたくさんあります
保育士さんは女性が多いうえに、子育て中のかたもたくさんいます。
子どもの体調不良や学校行事のお休みはお互い様とわりきっていて、とりやすい園が多いですよ。
- 子ども関係のお休みは年間予定として提出
- 子どもの行事を優先
- クラス担任どうしでかぶらないように調整する
- 旅行などまとまった休みは事前に相談する
このようなルールがあったりします。
ただし、小規模保育園で働いていたときは保育士さんの人数が少なく非常にお休みをとりづらかった経験があります。
仕事は教えてもらえるので、未経験でも大丈夫!
未経験の保育士さんの場合は複数担任のクラスに配属され、困ったことがあればすぐに相談できる環境で働くことができます。
ベテランの保育士が必ずペアになるので安心して働くことができます。

保育士経験少ない方や、ブランクが長い方にも働きやすい環境だと思います。
ただ、保育士の仕事は手取り足取り指導してもらうことはありません。
みて覚えろって部分も多いです。
園の決まり事などは教えてもらえますが、子どもへの接し方や対応は自分でも勉強が必要です。