中高生の自宅学習時間は朝と夜、どちらが効率的か考えたことありますか?
学校、部活、塾と毎日忙しい中高生。
親としては少しでも効率的に自宅学習をして成績アップにつなげたり、自分の時間を確保してほしいですよね。
この記事では効率よく勉強したい中高生のお子さんがいる方へ、朝勉夜勉それぞれのメリットや眠気に勝って朝勉を定着させるちょっとしたコツを紹介します。
朝勉、夜勉それぞれのメリットとは
朝勉のメリット
脳科学でも証明されていることですが、寝起きの3時間は『脳のゴールデンタイム』とよばれる1日の中でもっとも集中力が高い状態です。

ゴールデンタイム!ぜひ有効に使いたいですね
なので、勉強がはかどるのはだんぜん朝です。
友達からのLINEなどの連絡が少なく、邪魔が入らず集中できるというのも朝勉のメリット。
さらに通学で家を出る時間が決まっているので、自然と限られたなかでやるべきことを効率的にすすめるクセがつきやすいです。
うちの長男は朝勉派で6時までに起きて、毎朝最低1時間は勉強しています。
長男に聞いてみると、やはり朝は頭がすっきりして勉強に集中できるそうです。
朝勉をするために夜は11時台に就寝している日が多く、早寝早起きも健康的ですね。
夜勉のメリット
また脳科学の話になりますが、寝る前に勉強したことは記憶に定着しやすいそうです。

夜勉の大きなメリットですね
また、時間が自由に設定できる夜勉は自分のやりたいペースで学習をすすめられます。
次男は早起きが大の苦手なので夜勉派。
現在中学3年生なので受験のため夜遅くまで勉強を頑張っている姿はたのもしいですが、睡眠時間がすくないのが心配です。
ちなみに受験に関しては、試験が朝からなので受験直前の年明けからは早寝早起きを定着させて午前中に頭をスッキリさせる習慣をつけるように塾から連絡が来ています。
朝勉を定着させるコツ
朝勉の最大の敵は眠気。
朝ぜんぜん起きられない次男のようなお子さんもたくさんいると思います。
そんな子どもでも朝起きられるようになるコツを調べました。
- 起きてから20秒以内が勝負
- 上質な睡眠
- ちょっとだけ頑張って勉強を始める
起きてから20秒以内が勝負
人のやる気が続くのはたったの20秒。
たとえば朝勉しようと思った時、勉強するまでに20秒以上かかる環境ではやる気がうせてしまい結局めんどくさくなります。
寝る前に朝勉でやることを決めておき、参考書や筆記用具も出しておくことをおすすめします。
起きてすぐに勉強できる環境を整えておけば、机に座るだけで勉強が始められますね。
上質な睡眠
上質な睡眠をとることで朝の目覚めが違います。
スマホをダラダラ見ない、起床時間に合わせて寝る、生活リズムをつくるなど睡眠の質を向上させることで早起きが楽になるかもしれません。
ちょっとだけ頑張って勉強を始める
『作業興奮』という心理効果があります。
何かを少しでもはじめると最後までやりたくなる、という心理効果です。
例えば、掃除や片付けってやり始めると止まらなくなりませんか?
勉強も同じで机に座るまでは面倒でも、いざ始めてみると最後までやりとげたくなるという心理が働くそうです。
まとめ
中高生の勉強時間について解説してきました。
上質な睡眠をとり、朝勉で効率的に勉強をすすめたいですね。
受験を視野に入れて、うちの次男のような夜勉派のお子さんたちも少しづつ早起きにチャレンジしてもらいたいです。
コツをつかんで朝勉の習慣を身に付けられるようにがんばりましょう!